7月11日、高校生を名乗る人物が「PUBGを60fpsでプレイしたい」とクラウドファンディングサイト『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』でプロジェクトを開始。単純に「ゲーミングPCが欲しい」というだけの内容だったため、炎上しました。
炎上までの流れ
7月11日、「お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる!」とのタイトルでクラウドファンディングが立ち上げられる。
お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる! – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
あまりの内容にTwitterで批判が拡大。
お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる! – クラウドファンディングCAMPFIRE https://t.co/Eh7uJtZSnK @campfirejpから
舐めてんのかこのガキ
荒野行動でもやってろ— ボブ(弟)・ジョニー (@Bob_bro_Johnny) 2018年7月11日
お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる! – クラウドファンディングCAMPFIRE https://t.co/aScCNg3EPk @campfirejpさんから
バイト出来ないくらい忙しいのに遊ぶ時間はあるらしい(笑)
— くるみ餅 (@39kurumi3) 2018年7月11日
お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる! – クラウドファンディングCAMPFIRE https://t.co/bqCMtwGleV @campfirejpより
突っ込み所満載ですが、て言うか10万でPUBGが60fpsで動作するPC買えるのか?
— mori-ci@入院中 (@mori_ci) 2018年7月11日
審査とかないのかな・・・こんなもんが通っちゃうとか、日本のクラウドファンディング終わってる。乞食ファンディング / お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる! https://t.co/lSJCtLYuCY
— Aqqle (@aqqlle) 2018年7月11日
「面白いネタ」としてゲーム系迷惑サイトでも取り上げられ、炎上状態となる。
- 高校生「PUBGやりたいけどPCないのでクラウドファンディングやります!今だからこそできるPUBGを高校生に体験させてください!」 : オレ的ゲーム速報@刃
- 【デジタル乞食】高校生「PUBGを60fpsでやりたい!クラウドファンディングで10万円支援して下さい!バイトは忙しくてできません!」 : はちま起稿
どうすれば炎上を防げたか?
単純に「ゲーミングPCが欲しい」という内容なのですが、募集文面がほとんど書き込まれていないような状態のため、見た人の共感を呼びません。
例えばこの高校生は
- バイトできない(部活が忙しい&資格取得で忙しい)
- 片親
- 収入も多くないため親には頼れない
という状況らしいのですが、これだけで「わかった、じゃあお金あげるね」とポンとお金を渡す人はそうそういません。
たとえば「片親は自分を育ててくれるために苦労している」「そんな親に迷惑をかけられない」「バイトをしたいけど校則で禁止」「でもそんななかでPUBGに出会ってしまった」「家にPCがないためなんとかして遊びたい」「だから助けてください」なら、もう少しパトロンが集まったと思われます。
そもそもの話をするとタイトルもあまりよくありません。「お金がない高校生にPUBGを60fpsでプレイさせてあげる!」は自分(高校生)から言い出してるのに「プレイさせてあげる」では意味がわかりません。また、60fpsでプレイしたいならネカフェにでも行けばいいだけだと感じました。
未成年者はCAMPFIRE入会の拒否対象
クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』では、未成年者は入会の拒否、または入会後に取り消しが行われる対象です。
今をもってこのプロジェクトが続いている理由はわかりませんが、このまま消されないのであれば募集者が高校生ではない可能性も出てきます。
炎上の結果起きたこと
2名のパトロンができました。
ただ、その後は増えていないためプロジェクトは失敗するものと思われます。