7月3日、日本経済新聞社の元社員が社員約3千人分の賃金データなどを外部に漏洩していたことが報道。翌4日に日経新聞が読者に対してお詫び記事を掲載します。しかし、ログインしないと読めない設定になっていたため著名ブロガーの小飼弾さんに晒され炎上しました。
炎上までの流れ
7月3日、日本経済新聞社の元社員の情報漏えいが報道される。
7月4日、日経新聞がお詫び記事を掲載。
小飼弾氏がお詫び記事にログインしないと読めないことをTwitterにキャプチャつきでアップ。
謝罪記事にも課金する @nikkeihttps://t.co/3ZMva7tZ3C pic.twitter.com/FQvq956Tes
— Dan Kogai (@dankogai) 2018年7月5日
日経新聞が炎上しました(批判というよりは笑う感じ)。
炎上案件か、誰かが決定的に常識がないのか・・・・ こういうシステムに違和感を感じない新聞を、「就活に役立つ」などの売り文句で学生に購読を薦める気にはならないんですけど・・・ やはり新聞はメディアとしてオワコンなのかを象徴する出来事 https://t.co/DYD8zkRj2n
— tight junction (@piyota0) 2018年7月5日
謝ってほしかったら金払えのスタイル。さすが日経! https://t.co/Q0sRqM8QSQ
— ちだい(選挙ウォッチャー) (@chidaisan) 2018年7月6日
どうすれば炎上を防げたか?
(読者視点ですが)日経新聞は記事の分量に応じて自動的に後半を課金設定にしているようですので、お詫び記事をリリースする時のフローを作成すれば防げると思います。
私もお詫び記事を書いたときがありますが、そのときは公開前・公開後の両方で数名がチェックする流れでした。
お詫び記事にかぎらず、自社の重要な発表は通常とは別の公開フローを用意した方が良いです。けっこうめんどくさいですが……。
炎上の結果起きたこと
お詫び記事が無料で読めるようになりました。